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2009年7月15日

姫路地区拠点再編による液晶事業構造改革の取り組みについて

東芝モバイルディスプレイ株式会社(社長:大井田義夫)は、収益体質への改善に向けた事業構造改革の取り組みの一環として、姫路地区にある2拠点につき、@姫路工場(兵庫県姫路市余部区)の石川工場(石川県能美郡川北町)への集約、A当社関係会社であるティー・エフ・ピー・ディー株式会社(TFPD 兵庫県姫路市余部区)の生産停止、を主な内容とする拠点再編を実施します。

当社は、世界的な規模での液晶需要の大幅な需要後退と価格下落という厳しい事業環境に対応するため、アモルファス製品を中心とした不採算生産ラインを停止し、高機能・高付加価値の低温ポリシリコン製品へ経営資源をより集中させるなど、抜本的な構造改革に取り組んでいます。
今回、姫路工場の機能を石川工場に移転し生産拠点を集約化することで事業環境の変化に対応する意思決定のさらなる迅速化、効率的な経営体制の確立を図るとともに、基板サイズが小さく採算化が困難なアモルファス生産ラインを閉鎖することにより、固定費を圧縮し利益造出に向けた経営体質への転換を図るものです。

姫路工場(従業員数:約400名)は、モジュール工程(注1)の生産、部材・製品の物流管理、品質管理などの機能を担っていますが、モジュール生産ラインを、来年1月を目途に石川工場へ移転します。これに先立ち、製造技術や品質管理などの間接部門を、今年10月から順次、石川工場などの当社拠点に移転する計画です。これらにより姫路工場から約310名が石川工場および深谷工場に異動します。
(注1)モジュール工程:液晶パネルに液晶駆動LSI、バックライト、ベゼル(額縁)などを取り付け液晶表示装置として完成させる工程。

TFPD(従業員数:約530名)は、車載向けのアモルファスシリコン製品を中心に、小型ガラス基板サイズ(360mm×465mm)でのアレイ・セル工程(注2)の生産を行ってきましたが、本年12月末を目処に生産を停止する計画です。
(注2)アレイ・セル工程:ガラス基板の上に、液晶を制御する電極、薄膜トランジスタ(TFT)等を形成するアレイ工程と、ガラス基板を貼り合せて液晶を封入して表示装置単位に切り出し、偏光板を取り付けるセル工程。

当社他拠点へ異動する以外の従業員については、東芝グループ会社を中心とした再配置を進める計画です。

今回の拠点再編により、当社は、石川工場を中心として、アレイ・セル・モジュール一貫工程による超高品質生産ラインを構築、間接部門の集中を進めます。これにより、効率的な経営体制を構築し、利益造出体質への転換を図り、今年度、最終利益での黒字化を目指すものです。

会社概要

東芝モバイルディスプレイ株式会社
設立 2002年4月1日
所在地 東京都港区港南4-1-8(リバージュ品川)
代表者 取締役社長 大井田 義夫
資本金 100億円
従業員数 約2,700人
ティー・エフ・ピー・ディー株式会社
創業 2001年9月1日
所在地 兵庫県姫路市余部区上余部50
代表者 取締役社長 山口 秀則
資本金 4億5千万円
従業員数 約530人

*本リリースは、東京で配布しているほか、神戸経済記者クラブおよび播磨経済記者クラブに配付しています。

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