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OCB
OCB(Optically Compensated Bend) Purezza LCO

OCBとは、従来の液晶ディスプレイで課題とされてきた応答速度と視野角の問題を解決し、 CRTに迫る性能を実現する技術です。当社では、2004年に世界に先駆けてOCB液晶ディスプレイの量産化を実現いたしました、アモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイと低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイの両方に、OCB技術を活用しています。また世界で一番大きなOCB低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを量産しています。こちらではOCB液晶ディスプレイの構造や特徴、活用範囲などを紹介いたします。


OCB技術


OCBの特徴

世界最高水準の高速応答性能

トップクラスの広視野角

-20℃の低温時でもスムーズな表示


■世界最高水準の高速応答性能
液晶ディスプレイの応答速度は、加える電圧の変化に応じて、棒状の液晶分子が配列を変化させるスピードで決まりますが、OCBはその液晶分子の並べ方に特徴があります。従来の液晶ディスプレイでは、液晶分子をガラス基板に対して水平または垂直に配列させていますが、OCBでは液晶分子を弓なりに配列(Bend配向)させています。Bend配向した液晶分子に電圧を加えると配列変化が起こりますが、その時に発生する液晶の流れ(フロー)が配列変化を加速するように作用します。このフローのアシスト効果よってOCBは非常に高速に応答します。当社は独自の液晶駆動技術、バックライト制御技術をOCBの高速応答特性と融合させ、液晶ディスプレイとして世界最高水準の動画表示性能を実現しています。

OCN液晶の液晶分子配列

動画出力時の比較

■トップクラスの広視野角
従来の液晶ディスプレイでは、正面以外の方向から見ると光が漏れてしまい、色あいが変化したりコントラストが低下するなど、視野角に制限がありました。しかし、OCBでは、Bend配向による視野角の自己補償効果と高精度な光学補償設計によって、垂直・水平・斜め方向どこから見ても色褪せることがなく、CRTに迫る全方位176°の広視野角を実現しています。
トップクラスの広視野角

■-20℃の低温時でもスムーズな表示
高速応答のOCBは、低温時に低下する液晶ディスプレイの応答速度の問題も解決しています。-20℃でも従来液晶ディスプレイにおける室温レベルの応答速度を実現しており、車載用ディスプレイとして用いれば、冬期のエンジン始動時でも液晶画面はスムーズに表示されます。
-20℃の低温時でも応答特性を維持



OCB液晶ディスプレイの活用範囲

現在、OCB液晶ディスプレイは、家庭用の高品位テレビはもちろん、撮影、編集時に鮮明な映像表示を求められる放送機器用のモニターや、極寒地での使用にも耐えうるカメラ用途など、映像のプロフェッショナルの間で活用され始めています。OCBは高速応答性をはじめとする高画質性能を生かし、今後さらに活用範囲を広げて行きます。


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