当社は、OCB(Optically Compensated Bend)技術に、フィールドシーケンシャル(Field Sequential)技術を組み合わせることによって、高透過率、広視野角、高速応答を実現する
TFT−LCD(液晶ディスプレイ)を開発しました。
フィールドシーケンシャル技術は、一般のカラー液晶ディスプレイと異なり、カラーフィルターを必要としないため、
@カラーフィルター方式では、バックライト光の70%以上がカラーフィルターにより吸収されてしまうのに対し、フィールドシーケンシャル方式では、この吸収ロスが無くなり、高い透過率が実現できる。
Aカラーフィルター方式では、RGB3個のサブピクセルで一画素を作るのに対し、フィールドシーケンシャル方式では、このようなRGB(サブピクセル)分割が不要なため、最大3倍の解像度を得ることが可能になる。
などの優位性がある反面、最低でも3倍速以上での高速駆動(RGB表示)が必要となるため、応答速度の速い液晶でなければ十分性能を発揮することができません。
そこで、当社ではかねてより開発に注力してきたOCB技術の特性の一つである高速応答性に着目し、これにフィールドシーケンシャル技術を組み合わせることによって、高透過率
(当社従来OCBパネル比2.6倍)とこれに伴う低消費電力化、広視野角(上下170°、
左右170°)、高速応答(3.3ms)など多くの特性を持ち合わせ、かつ高輝度、超高解像度の実現も可能な液晶ディスプレイの開発に至ったものです。
本開発品は、低消費電力、広視野角、高解像度などのニーズにお応えすることが可能であるため、モバイルAV機器等への適用が期待されます。
なお、本開発品は、4月19日から21日まで東京ビックサイトで開催される「第2回
Display 2006」に出展する予定です。
※低温ポリシリコン技術は、東芝松下ディスプレイテクノロジーが業界をリードする、モバイルに最適な技術です。
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